第5話 シングルハンドで行こう

これからヨットを始める方は最終的にはシングルハンド(一人で操船)を目的に練習される事をお奨めします。
一人で乗る事は無いと思うかもしれません。しかし、クルーをいつもあてにすると、クルーの都合によって、船
を出すという事になるかもしれません。そのクルーが家族であっても同じです。

よく耳にする事ですが、ヨット購入時は家族や仲間が大勢来ます。でも、そのうち来れない日も多くなるのです。
そんな時、セーリングしたくてもできないでは困りますね。楽しみが半減します。クルーが来るも良し、来なくても
困らない。こういう状況ならGoodです。

シングルハンドは全てを一人で操船しますから、これがスムースに行えるなら、それこそ満足感も大きいというもの。 全てを手足の如く、操船できれば、全くヨットを知らない友人を乗せても安心です。

実際、ベテランの方々もこれまで大きなヨットに乗ってきたが、これからはシングルハンドを目指すという方が増えてきました。それに伴って、サイズを小さくするという事です。覚える事がたくさんあります。だから、一生飽きずに、ライフワークとして楽しめます。それにメインテナンスも自分でこなすよう努めます。だから、シングルハンドの人は詳しいですね。そして、詳しくなっていく自分にも楽しさが倍増していきます。
是非、シングルハンドを目指していただきたいと思います。


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