第六十九話 使い方を再考しよう

しよう

   
   
2008年 アレリオン28 (整備中にてブームは外してます)

昔から自分の使い方に合うヨットが良いヨットと言われてきました。レースを考える人達はセーリングに詳しいし、レースそのものにも詳しい。ですから彼らはほっといても自由にやります。一方、クルージング派の方々でも海外にまで旅する人、日本一周する人、彼らは詳しいので自由にやります。ただ、クルージング派の中でも近場を旅する人、その他あまり乗っていない人達も多い。現実的時間が取れないとか、クルーが居ないとか、旅する相棒が居ないとか、旅にはたっぷりの時間が必要です。

そういう方々には是非デイセーラー(セーリングヨット)をお勧めしたいと思います。近場でも自由自在に操船して帆走を楽しめる。ときには近場への旅もできます。ひとりでも気軽にできます。1日2〜3時間でも遊べます。時にはボ〜とゆったりもできます。真剣に走ってセーリングを高いレベルへ引き上げる事もできます。ローカルレースにだってたまに参加しても良い処走れると思います。セーリングも旅もピクニックも何だってできるんです。恐らく多くの方々はデイセーラーのコンセプトが合うのではないかと思う次第です。
ただ広いキャビンで豪華に作り込んだ内装でまったりしたいという方向けではありませんが。

何でもできてセーリング性能は高い。にもかかわらず同じサイズのクルージング艇よりセール面積は小さい。何故なら排水量が軽いのでセールを小さくしても良く走るというわけです。セールが小さいから操作が容易になりシングルハンドの方にはには都合が良い。

セーリングはスポーツです。どんなに鈍くさいヨットでも真剣にセーリングするならそれはスポーツとなります。で、スポーツヨットと言うと避ける方々がおられます。のんびりしたいのかスポーツは難しいという考えなのか、それぞれに理由があると思いますが、でも、デイセーラーだったらスポーツして面白いしのんびしても良いしオーナーのしたい様にできます。艤装にしたってレーサーの様な特別な装備をしているわけではありません。特別に難しい事なんて無いのです。何たってシングルハンドなんですから。ただ、ひとつ言えるのは老年になってのんびりするというより老年になってこそ本当に自由に何かに挑戦する情熱があればこそ幸福になれる。のんびりしたってそのうち孤独感に悩む事になるのではないかと思います。だからセーリングを自分の流儀で求めるというのは良い。

デイセーラーに対する誤解があります。その誤解を解いて良く理解していだだけると日本でも使い方の幅が広がるのではないかと思う次第です。


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