第二十九話 ワンデザインセーリング

シングルは万能の乗り方とは言っても、時には誰かと一緒に走りたい。それは一緒にひとつのヨットに乗るという事もあるが、シングルで別々のヨットで一緒に走る。何艇か一緒なら尚良い。ワンデザインセーリングであります。そして、できれば同じモデルのヨットなら尚良い。

性能が違うヨットでも良いが、性能が違いすぎると、なかなか一緒には走れないかもしれない。ですから、ワンデザインのレースならぬ、ワンデザインのセーリングなのであります。まあ、いわゆるツーリングをしましょうという事です。

でも、まあ、ご存知の通り、同じマリーナに同じヨットがなかなか無い。最低二艇あれば良いんですけどね。行きはおふざけレースしても良いし、帰りは適当でも良いし、夫婦同士でも良いし、もちろん、シングル同士でも良い。たまに、こういう乗り方をすると、かなり面白いと思います。

互のコミュニーケーションは、トランシーバーなんかで良いし、互にそう距離は離れないと思います。2艇、3艇でピクニックセーリング、誰か考えて頂けませんかね〜、きっと楽しいセーリングになると思います。

セーリングにもメリハリが大切ですから、シングルにおける真剣セーリングから、友人とのピクニックやツーリング、お弁当を楽しんだり、音楽を楽しんだり、女性に舵を持たせるレースとか、兎に角、セーリングをいかに楽しむか、いろんなパターンを考えたいですね。

こういうのには絶対デイセーラーが良い。最も乗りやすくて、尚且つセーリングを感じれるから。そして、互に写真やビデオを撮りあったりしたら、後々も楽しめますね。自分のセーリングしている姿は、なかなか撮れないですから。

そして、各自、自分の旗なんか作って、それをスターンに立てて、旗をなびかせて走りたい。旗のデザインには個性が光ります。

誰かがレースを主催すると、人は集まりますが、なかなか個人的に集まって、自主的に一緒に走るというような事は無いような気がします。これが大勢になるとマネージメントが大変ですから、2〜4艇ぐらいで十分だろうと思います。4艇の同じモデルのヨットが一緒にセーリングしている光景、いつか見てみたいし、仲間に入りたい。

ひとつのヨットを共同で持つというのは、昔からありましたが、各自が持って、一緒に走るなんて事は無かったと思います。ただ、縛りがあると面倒くさくなりますから、何事も気楽にではありますが。

今はFACEBOOKとか仲間内だけのコミュニケーションをする事もできるようですから、そこで、呼びかける事もできますね。今度の日曜、ツーリングしませんか? てな具合。海上で偶然出会っても良いですが。

兎に角、何か楽しい事、面白い事を考えたいと思います。そうじゃないとパターンが決まってきて、このTALKのようにマンネリになります。このTALKも考えちゃいるんですが・・・・・?

次へ       目次へ