第二十七話 楽しいオーラ
| クルー不足と言われる今日、家族も来ない。そんな中でも人が集まるヨットがある。 それは自然に集まってくる。お願いするわけでも無い。それはオーナーが心から 楽しんでヨットに乗ってるからでしょう。次はいつ乗りますか？とメールがしょっちゅう 来るそうだ。このオーナーはデイセーリングです。楽しいオーラを撒き散らしながら セーリングしているのでしょう。一緒に乗って、こちらも楽しくなってくる。 また、あるオーナーも周りの動かなかったヨットに影響を与えて、稼働率が高くなって いる。セーリング楽しんで、その後キャビンでも楽しんで、楽しいオーラは周りを幸福 にします。まずは自分が楽しむ事が先決です。それには、今あるヨットがどうこうと ケチをつけずに、可愛がって、今できる事で楽しむのが一番です。そうしていくと、 段々と自分の思うセーリングがもっとできるようになる。そういうもんじゃないかと思う のです。船底を汚したままにしておくなんて、もってのほか。これでは楽しんでるオーラ が出ていないのがすぐに解る。楽しいオーラが出てると、ヨットもきれいになる。そう せずにはおれなくなります。そういうオーナーに周りが気がつく。家族だって気がつく。 そうすると家族もたまには乗りたくなる。人が集まると、マリーナはにぎやかになる。 そのオーラでマリーナが充満してくると、みんなが楽しめる。そうやってマリーナが賑や かになると、マリーナ側もうかうか、ぼ〜っとはしてられない。こうやて活気あるマリーナ ができあがる。良い事ばかりですね。まずは自分が楽しむ事が一番です。 それで、現実に今楽しんである方々は、私の知る限り、デイセーリングを楽しんでる。 デイセーリングを楽しむには、ただぼ〜っとしてクルージングしているより、ああでもない こうでもないなんて思いながら、よりスムースなセーリングを目指しておられる。そうすると 腕もが上がってくるし、それが自分でも解る。それが面白いになって、オーラーが発揮で きる。これがスポーツセーリングを勧める理由です。 そうすると、セーリングの後のコーヒーの一杯が格段にうまくなる。キャビンはそうやって 使うのが最も良いと思います。だからセーリング重視なのです。セーリングは主機能、 キャビンは補機能なのです。補機能は主機能が生きて、はじめて生きる。そう思うのです が？ |