第百話 デルフィアヨット
| 前話でお話いたしました通り、ポーランド建造ですが、イタリアのコマー社の指揮による 特別仕様のヨットです。モデルは29、37、そして40フィートです。ここでは、デルフィア 29についてお話致します。
![]() 全長:9.92m、船体長:8.60m、水線長:7.70m、吃水:1.80m 排水量が3,200kgに対し、バラストは1,200kg バラスト比37.5%あります。 昨今では25%以下の艇もあるぐらいですから、これは良いですね。 建造としての特徴は、近代的工場において湿度及び温度が管理されています。この 事はFRPの積層作業において重要とされます。ハルはFRP単板で、イソプタリックポリ エステル樹脂を使っています。もちろん、ハンドレイアップによる積層です。バルクヘ ッドはハル及びデッキにきちんと積層されています。デッキは上部を軽くする為、エア レックスのサンドイッチ構造となっています。 マストは9/10リグ、これはコメットと同じです。但し、オンデッキマスト、全てのチェーン プレートはステンレスの316です。高級艇と同じ素材です。バックステーアジャスター、 ジブファーラー、ハーフバテンメイン、バング(テークル)、トッピングリフト、インテリアで はオーク材を使用しています。チークコクピット。オーナズチェアー付き。 殆どのステンレスに316を使用しています。例えば、パルピット、スタンション、クリート も316、その他、ラダーストック、キールボルト、アンカーローラー、チェーンプレート、 燃料タンクに清水タンク、ぜんぶステンの316です。 ![]() キャビンレイアウトとしては一般的で、バウとスターンにキャビンがあり、それにトイ レ、ギャレーには2バーナーのガスコンロですがオーブンは無く、コンロの下は引き 出し付きの物入れです。それにプレッシャーウォーターと冷蔵庫が標準仕様です。 特別な装備があるわけでは無いですが、ちょっと良い造りで、高価にならないように ポイントを押さえたファミリーヨットです。ヨーロッパCE規格とイタリアのRINA規定に 対応、CEカテゴリーBのコースタルです。 このデルフィア29itの第一号艇に対して、特別価格を設定致します。詳細につきまして は後日掲載致します。 |
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