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車だったら最初の一台の購入にポルシェやフェラーリを買う人は殆ど居ない。一台目は普通のセダンタイプになる事が多い。これが普通の日本人の考え方だと思います。そして二台目をもし所有するとしたらその時にはスポーツカーの選択もあり得ます。だからスポーツカーは人気は高いが市場における台数は少なくなります。
イメージとしてはデイセーラーはスポーツカーと同じイメージです。だから一艇目にはクルージング艇が来て、そしてヨットを二艇同時に所有する人は少ないのでデイセーラーの普及はなかなか難しいのですが、でもそこには発想の転換をが求められる。
車の一台目は家族や仲間達との関係を考えるからそうなります。そこで実用性が必要であります。人や多少の荷物を運ぶという実用性です。でも考えてみたらヨットに実用性なんか求めない。あるとしたら家族や仲間達と旅を楽しむという事です。だからそうしたい方々はクルージグ艇を選びますが、でもだいたい遠くへの旅なんかしないという方々が大半です。そういう方々がクルージング艇を所有していてもあまり意味が無い。だからマリーナには動かないヨットが実に多い。
そこで発想を転換してみますと実用性なんか求めないんだったら最初にスポ―ツカーならぬデイセーラーの方が面白いんじゃないか?そう考えてみても良いと思いますし私個人的にはそう思います。そのデイセーラーだって家族や友人を乗せられるし近場の旅だつてできる。それに何といっても一人で気軽に出せて、気軽だから頻繁にも出せる。それに帆走性能も高いから面白い。面白いともっと出したくなる。それがスポーツカーならぬデイセーラーです。そんな発想の欧米とそうでない日本、日本もちょっと考え方を変えればもっとデイセーラーが増えるんじゃないかと思うのです。
ところでデイセーラーの特徴はいくつもありますが、そのひとつとして美しいデザインを上げたいと思います。スポーツカーだってそうですよね。上の写真はオランダのイーグル38、デイセーラーだからこそできるデザインだと思います。低いフリーボードの上にバルブキールのバラストは重心を低く保ち高い安定性となります。それにコクピットが深い。よってライフラインが無くても安全です。その上での高い帆走性能はゆったり走ってもそのセーリングに滑らかさを感じさせてくれる。それは船体剛性が高いうえに排水量が軽く建造できているからです。
こんなデザインはクルージング艇ではできない。写真のヨットでは前後の長いオーバーハングがクラシック感を強くアピールしますが、その分水線長は短くなりますが、ちょっとヒールすれば水線長は長くなる。速いだけじゃない。優雅で滑らかな走り、そしてひとりでも容易に操船でき、セーリングを楽しむにはもってこいだと思います。これがデイセーラーです。クルージング艇ではこうはいかないと思います。
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