第五十四話 全国のサービス業者



      
北海道から沖縄まで、ヨットがある限りそれをメインテナンスしてくれる業者さんが居ると思います。いつも頼まれる付き合いのある業者さん、おられるでしょう? 彼らはヨットのメインテナンスのプロとして、ヨットには詳しいですから、艤装なんかは簡単にやれます。もちろん、小型船舶の検査なんかもお手の物。

ある方から世界中にある中古ヨットの輸入に関しても、オープンにしてほしいというご要望を頂きました。もちろん、やりますとご返事したわけですが、これまでのやり方をもう一歩進めて考えています。これまでは、全てのヨットを一旦は当社の地元である福岡に入れ、艤装から検査取得迄を行ってきました。そして、オーナー指定のマリーナへと輸送してきました。しかし、そうすると、福岡から指定マリーナまでの輸送費用が余計にかかってしまいます。さらに、トレーラー輸送の場合ですと、マストを抜いて、輸送し、現地でもう一度立てる事になります。

そこで、オーナー指定のマリーナへ直接入れて、オーナーがお付き合いのある信頼できるサービス業者さんにオーナー自らが艤装を頼むという方法もあると思います。万一、そういうサービス業者さんが居ない場合は、当社でやる事も可能ですが、このアイデアですと経費が削減できますし、場合によっては、自分達でできる部分は自分達で艤装をする事も可能です。この艤装、案外やってみると楽しいです。ましてや自分のヨットですから、その楽しさはなおさらでは無いでしょうか?

ちなみに、ヨットワールドという世界の中古艇情報を集めたサイトがあります。既にご存知の方は多いと思いますが、世界中の情報があります。http://www.yachtworld.co.uk/  もちろん、当社がオーナー指定のヨットを探して情報提供するという事もできます。 新艇の場合でも同様にする事は可能です。ただ、当社が代理店をするブランドの新艇の場合についてはどうかな? と迷ってはいますが。

        艤装中のアレリオン28        

次へ       目次へ