第三十七話 セーリング好きですか?



      
セーリング嫌いがヨットやる事は無いと思いますが、別にセーリング好きじゃ無くてもヨットはやれる。 ただ、デイセーラーとなると、やっぱりセーリング好きじゃないとやれないかな〜。 デイセーラーでセーリングしないなら、他にやる事あまりありませし、仮に何かやっても、セーリング抜きではあまり面白いものにはなら無いような気がします。デイセーラーはセーリングを楽しむ為に建造されてますから。

デイセーラーの狭いキャビンじゃ宴会する気にはなりませんし、じゃあ、コクピットでやれば良いですが、ただみんなで集まって、宴会だけやって帰ります? クルージング艇ならそれもあるかもしれませんが、デイセーラーだったら、セーリングした後の宴会じゃないと、どうも気分が盛り上がらない。 或いは、泊まって、翌朝のセーリングとか。 デイセーラーだったら、セーリングを絡めて考えたくなります。あくまで主役はセーリングにあり。

だから宴会には向かない。はっきり言って、大人数も似合わない。 気の合った者同士の少人数のセーリングか、シングルハンドが似合う。宴会だって、大人数では無く、少人数の方が居心地が良い。そういうヨットなんだと感じています。でっかいデイセーラーだって、やっぱり少人数が似合う。

セーリング好きならデイセーラーがピッタリだと思います。それはビュンビュン走らせるセーリングとは限らず、人に寄ってはゆったり、難しい事考えずに、その日の風とセーリングを感じて来るという乗り方もあるんだな〜と思います。いずれにしろ、気持ちはセーリングと伴にある。それが大事な処で、それがセーリング好きという事だと思います。 人は千差万別、セーリングの楽しみ方もいろいろあります。 だから、もし、セーリング好きなら、デイセーラーがお薦めです。

      
  

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