第六十五話 趣味としてのセーリング

セーリングを本当に楽しみ、長期に渡って続けていくとしたら、セーリングを趣味にする以外に方法は無いと思います。それはクルージングも同様です。趣味にするには、楽しいだけでは無く、面白さが必要で、面白いから頻繁にやれて、頻繁にやるから苦労する事もある。それでも面白さが解るから続ける事ができる。単なるレジャーなら、苦労してまでやる事は無い。だから、ヨットは動かなくなる。

セーリングを趣味として楽しんで頂きたいと思います。近場であっても、やはり長く続ければ思う様に行かない事もある。でも、それを凌ぐ面白さがあります。こうじゃないと、ヨットは長く続ける事はできないと思います。ファミリークルージングやピクニックばかりを毎週やります?それも10年とかの長期に渡って。もしやるとしたら、それはレジャーを超えて趣味の世界に入っている。必ず、苦労はどこかにあるはずです。でも、普通、家族はそんな事は求めていない。

ヨットは楽しいですよと言いたい処ですが、敢えて言えば、ヨットはいろいろあります。楽しい事もある、でも、苦労もある。しかし、それを凌ぐ面白さがあるので、ヨットやりませんか?とお誘いしたいですね。より多くの方々をお誘いするには、不適切な誘い方ではないかと思います。楽しさばかり語った方が良いのかもしれません。でも、レジャーとしてだけでは、ヨットはもはや続かない事が解っています。

セーリングを趣味としてやりませんか? セーリングの面白さを獲得してみませんか? セーリングの緊張感を味わってみませんか? 腕を磨いて、スリルを満喫してみませんか?趣味には緊張感はつきものです。何故なら、真剣に取り組んでいますから。ヨット以外でも、何の趣味でも同じだと思います。緊張感の無い処に面白さは無いと思います。本当はデイセーラーはそんなヨットだと思います。そうじゃないなら、何もあそこまで造る必要は無い。

  

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