第八十話 Technical Note

このページでは技術的な事や情緒的な事、何でもありのページで、私の勝手に言いたい事
を言ってきました。その姿勢は変わりませんが、これとは別に、技術的な事に言及したペー
ジを作成する事にしました。これもいろんな話題で、あっちに飛んだり、こっちに飛んだりする
と思いますが、今後の参考になればと思います。

ヨットの造船はは昔からどんどん変化してきています。工法も素材も変わってきた。それに、
艤装品もどんどん進化してきています。このページにもいくつかは紹介してきましたが、ただ
このページは極めて心理的な事やいろんなページですので、ここらでひとまとめに、そういう
ページを作成しようと思った次第です。

これからどんなヨットをどんな風に乗るか、自分の乗り方に合うヨット、相応しいヨットが見つけ
られる事が良いわけですから、その為に知る事が大切です。そして知る事も楽しいと思います

妥協無きなんて宣伝文句がありますが、あれは信じてはいけません。ヨットはどこかで妥協
しなくてはならない。最高の品質で、値段も安い、足が速くて乗り心地も良く、時化に強く、
キャビンも広く、云々。そんな事はあり得ない。どこかを強調すれば、どこかがへこむ。そういう
風になっています。ただ、それバランスをどこで取るかが重要です。だから、どんな乗り方を
しますか?と聞きます。それに対して、あれも、これもと全部を望むと、どれにも優れた所が
無い、中途半端なヨットになる。気持ちは解るんですが、そのいくつものしたい中で、どれを
最優先したいかを決めなければ、良いヨットは来ない。あるひとつが10であて、、その他は
どうでも良いという事ではありません。どちらを優先するかで、そのバランスにあったヨットを
選ぶのが最も有効ではないかと思います。

ただ、私は造船所やってるわけでも無ければ、艤装を造ってるわけでも無いので、プロの方々
から見れば不満もあるかもしれません。でも、使う側の立場で見るように心がけたいと思って
います。造船に関する事から、艤装品のひとつひとつを見て、それをどうするかは皆さんの判断
です。

世の中、便利な物が次々に開発されてきます。それを見ると、こうも使える、こういう時に便利
そんな風に思います。でも、確かに便利な物、役立つ物もあるが、不要だった物も一杯ある。
便利そうと思わされてきただけの事もある。実際使ってみると、自分が想定した、こういう時
に便利だと思った場面が全く無かったり、あってもほんの稀で、殆ど使わなかったりする事も
多い。何でもあれば良いというもんでも無いでしょう。そういう事も考えていきたいと思います。
とにかく、自分がヨットを楽しむうえで、どんな風に楽しみ、それにはそれに向いたヨットや装備
がある。そういう事を考えていくのも面白いんではないでしょうか。

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