第六十一話 こだわりの一艇を



      
純粋な遊びに対しては、純粋に自分が気に入ったヨットを手に入れたい。 それが遊びの出発点です。 とは言え、予算もある。 気に入ったヨットの新艇が高過ぎて、手が出ないというなら、中古艇という手もあるし、それが日本国内に無いのであれば、世界の中古艇市場から持ってくるという手もあります。

変に妥協したり、或いは、遊びに対しても何らかの役に立たせようと考えたり、そういう必要は無いと思います。 自分が心から気に入ったヨットで、自分の遊びとしてのセーリングをスタートします。 そうしますと、自分自身が喜びます。 その事は、周りの人達にも伝播して、周りも楽しませる事ができます。 自分が心から楽しんでいない事で、他人を楽しませる事はできません。

今日、インターネットのお陰で世界中のヨット情報を簡単に入手する事ができるようになりました。まだまだ世界には日本には紹介されていないヨットもたくさんありますし、また、瞬時に、世界のどこで、どんなヨットが中古市場に出ているかも解ります。 日本国内で探すのもひとつの手ですが、あまりにも市場が小さ過ぎて見つからない時は、世界市場に目を向けてみては如何でしょうか? そのお手伝いを致します。
今や、そういう時代になってきました。 たまたま日本人で、たまたま日本にヨットを置いているだけと考えても良いんじゃないかと思います。 それこそグローバリズムです。

        

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