第二十一話 アルコナ 410




        クルージングとしての内装の造り込みを行えば、当然重くなります。しかし、そのうえで、尚且つ排水量
       を軽くする努力がなされ、しかも、船体強度を高く保つ、これらは、セーリングにおおいに効果を発揮
       します。スピードのみならず、セーリングに滑らかさをもたらします。

       アルコナ410の排水量は7,800kg、バラストは2,600kg、セール面積は102u(107%ジブ)、
       これで計算しますと、SADRは26.2に及びます。これだけの内装の造り込みをしながら、且つ、
       これ程のパフォーマンスを得ています。

       ロングクルージングを可能にし、デイセーリングにおいてハイパフォーマンスをも楽しめるヨットです。
       セーリングは気軽なピクニックセーリングでも、このパフォーマンスを楽しめますし、ちょっと本気出して、
       スポーツ的なセーリングもすれば、もっと面白くなると思います。

       一般的なクルージング艇と、こういうパフォーマンス艇との違いは、セーリングに対する価値観の違い
       で、セーリングを重視しますと、SADRだけでは無く、船体強度とか、いろんな部位が強化され、スムー
       スにしなければフィーリングが損なわれます。セーリング重視はフィーリング重視でなければならない
       と思います。

  
  
  
   
       

次へ       目次へ