第九話 妄想的ヨットクラブ

世界には権威のあるロイヤル何とかヨットクラブとか、そういうのもありますが、日本でも、レースを主体に集まるヨットクラブがあります。さて、権威なんかはどうはどうでも良いのですが、できればの話なんですが、ワンデザインのヨットクラブなんかができたら良いなと思います。

可能性は実に低いのですが、でも、例えば、同じ地域に2艇、同じヨットがあれば取り敢えずは良い。できれば同じマリーナに。そうすれば、2艇だけのヨットクラブです。まあ、勝手にそうしましょう。妄想ですから。

まずは、オーナー同士、同じヨットですから、情報交換ができます。自分のヨットではこうだったとか、こういう工夫したとか、いろいろ何でも良いんです。そして、たまに、一緒に走るセーリングというのができます。これは前に書きました。ツーリング的セーリングであります。また、オーナーが望めば、1対1のマッチレースだってできます。これはちょっと緊迫感があって良いかも?

そして、そこにもう一艇同じヨットが加わったとしたら、今度は3人。すると、もう少し盛り上がります。そんなこんなを繰り返して、10艇は難しいでしょうが、何とか、いつか5艇ぐらい集まらないかな〜と勝手な想像をしています。5艇が一緒に走るワンデザインのツーリングであります。これはちょっと面白そう。

そうしますと、他の地域の方々で同じヨットのオーナーもおられますから、日本全体でのクラブへと一気に成長します。とは言っても、他の地域との交流は実際は難しいわけで、せめて情報交換ぐらいは、それが役にたつぐらいのものにしておければ思います。

もちろん、クラブ会員だけの、ホームページを立ち上げて、何とか、全国合計で、ワンデザインヨットクラブ(ODC48)ぐらいになれれば大成功。年に1回でも、全国から集まって、福岡で、ワンデザインレースをやる。もちろん、ヨットは持ってこれないので、分散してみんなで乗る。4人づつ乗っても、5艇あれば20人は乗れる。開催地はその都度違えてもいい。その方が良いか。もし、数艇でもあれば。

そして、クラブの旗作って、云々。ただ、楽しそうだからやるだけであります。権威も何にもありません。でも、メンバーだけの特権が与えられます。それは楽しさ、面白さの発展ですね。それでも十分、楽しければいい、遊び心です。意味が無いから良いんです。意味が出てきたら、利害が生まれます。そうすると運営も難しくなる。

こういうクラブは、海外に行けばたくさんあります。クルージング艇でも、その同じモデルだけを集めて、クラブを構成し、上記のような事を実際にやっている。まあ、ヨットがたくさんあるからできる事なんでしょうが、でも、2艇だけのヨットクラブでも良いんです。

まあ、単なる妄想ですので悪しからず。

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